事業推進のためのプロジェクトチーム

事業推進のためのプロジェクトチーム
事業推進のためのプロジェクトチーム
事業推進のためのプロジェクトチーム
事業推進のための仕組み

 1、総会

  毎年5月に会員による総会が開かれ、事業報告、決算報告、事業計画、予算の承認が行われます。

 2、理事会ならびに理事事務局合同会議
 総会の決議に基き、10名の理事による理事会において事業推進のための検討が行われます。 定例理事会は決算理事会、予算理事会の2回ですが、年6回程度、事業推進のためのに理事事務局合同会議を開催し、具体的な実行計画を練ります。事務局専従スタッフ(半日のパートタイム)は1名ですが、会員の中で事業推進のための実務や裏方を担う人々約10名がが事務局スタッフとして専従スタッフをサポートしています。

 3、事業推進プロジェクトチームの立ち上げ
  NPO夢空間の事業を推進するために必要に応じて会員の中から有志を募りプロジェクトチームを立ち上げて取り組んでいます。
  現在取り組んでいる事業のプロジェクトチームの一部をご紹介いたします。

 ①松代学講座運営委員会
 松代学講座事業を推進するためのプロジェクトチームです。
 平成18年に立ち上げたチームです。
 委員長 宮澤 博(副理事長)副委員長 須田範子(監事)
 事務局長(理事)をはじめとして会員10名が委員となって事業を推進しています。
 松代学講座は一期三回、年に二期計6回の講座を開催します。講座開催のために半年ほど前に委員会を開催して講座内容、テーマ、講師の選定、講師折衝を行って講座内容を決定します。参加者募集、講座開催当日の司会、講師紹介など運営委員会が担います。
 平成13年、会創設時から講座を開設してきましたが、チームは作らず事務局主導型で開催してきました。しかしそれでは人が育たず、責任感や所属感がなくなってしまうため、理事事務局合同会議にて委員会の設置を提案して発足した委員会です。委員は指名ではなく有志を募る形で就任していただいています。委員は常に募集しており出入りは自由です。

 ②民話のふるさと推進チーム
 平成21年6月にスタートした民話のふるさと推進チームは、理事の小俣光弘さんが松代の民話を発掘して紙芝居を作ろうと会員や一般市民に呼びかけて10名で発足したチームです。

 チームリーダー 小俣光弘(理事)

 民話研究家の青木貞元さんの参加協力を得て、小山実相談役や数人の会員の参加を得て核を作り、一般市民に呼びかけて3名の紙芝居作製協力者を得て活動をスタートしました。さらには清泉女学院短期大学の教授の協力により、国際コミュニケーション学科2年生の授業の一環として松代の民話紙芝居づくりに取り組んでいただき、7作品を作製、児童館や松代のお祭りなどで上演してもらいました。 地元でも5作品が完成しました。
 このように会員の中でやりたいことを提案してもらい、会報などを通じて会の中で有志を募って賛同者を募り3名~5名程度で推進母体を作ります。その後一般に参加者を募って事業を推進していきます。

③松代登録文化財推進委員会
 平成16年に発足した委員会です。
 平成15年の12月に開催した忘年会には40名近い会員の方々が参加してくださいました。
 その席で9月から学習を重ねていた登録文化財の推進を図ろうとの話が何人からかありました。そこで、委員会の設置をしようとの話になり、数人の方々が委員になることを約束してくださり、翌年1月数人を核にしてさらに会員さんに呼びかけ、集まった方々で役割分担して10名にて発足した委員会です。

 事務局長 小俣光弘(理事)

 委員 小山実(相談役) 丸山日出夫(会員・長野県文化財保護指導委員)ほか計10名

④松代のお庭を愛する会
 平成13年、会発足当初から「武家屋敷のお庭拝見」を開催してきましたが、お庭所有者の高齢化などからお庭を維持していくのが負担になって来ています。そこで、地域でお庭を支える仕組みをつくろうと、平成21年5月30日、文化庁から調査官を講師にお招きした折に参加者に呼びかけて立ち上げたのが、「松代のお庭を愛する会」です。
 この会はお庭所有者のオーナー会と一般のサポーターの会とが一体化して組織されています。
 オーナー会会長 恩田安信(会員) サポーター会会長 八田幸三(会員)会員総数約30名
 事務局はNPO法人事務局においています。事務連絡は会の指示に従ってNPO夢空間事務局が担っています。

⑤松代を学ぶ会
 平成21年10月からスタートしたチームです。
 会員で、長野県文化財保護指導委員の丸山日出夫さんの呼びかけで、松代の歴史を学び、「まち歩きガイ ド」を養成しようと会員有志や一般に呼びかけて6名でスタートしました。
 役員はおかず、参加者の都合に合わせて丸山日出夫さんを講師に毎月テーマを決めて
 松代の歴史を学び始めました。平成22年は長野市が応援して地元で取り組む松代イヤーが開催されま  す。「まち歩き」が重要な取り組みの1つになるため、まち歩きガイドの養成が急務となっています。そ こでNPO夢空間の中でまず学習会が始まりました。

⑥松代インバウンドプロジェクト
 平成26年11月からスタートしたチームです。
 まちづくり研究会参加者を中心に海外から松代への誘客を図ることと外国人観光客対応の高度化を目的に 4つのワーキンググループ(WG)を立ち上げ活動しています。
 ●英語パンフレットWG 
  成果物「Nagano Matsushiro Walker’s Pocket Guide Book」A6判20ページの冊子
 ●英語マップWG
  成果物「Nagano Matsushiro Guide Book」A3版両面の地図
 ●ガイド向け英会話教室 毎週1回の開催を継続 9名のガイドを育成、高度化を進めています。
  28年3月18、19日にインバウンドツアーをサポートしました。
 ●情報発信WG
ホームページの英語化による外国人誘客に向けた観光情報の提供を企画、推進しています。

⑦各種プロジェクトチーム
 いくつかのチームをご紹介してきましたが、
 新しい事業を立ち上げるときには数人の核を作ってプロジェクトを立ち上げ、広く一般にも呼びかけて参 加を募ります。事業が終了した時点でそのチームは解散します。
 その都度必要に応じてチームを結成します。

4、事務局
 事業を推進するためにはそれを支える事務局が必要です。
 平成13年会発足当初は会員により事務を支えていましたが、活動が活発化する中で、会の事務を支える事務局が必要となったため、平成15年よりパートタイムの有給スタッフをお願いしました。現在事務局スタッフとしてお願いしている松浦富美子さん(会員)です。平日の午後1時30分~6時まで事務局に常駐して会の実務を行っています。有給といってもボランティアに近い状態で、松浦さんの献身的な働きによって会の活動が推進されています。
 事務局を支えているのが無給のボランテイアスタッフです。理事、会員で時間が取れる人たちが多忙の中をボランテイアスタッフとして事務局を応援しています。
 平成22年から松代まち歩きセンターが開設されたのに伴いフルタイム1名パートタイム2名に体制に移行し今日に至っています。

5、事務所
 会の活動を推進するために事務所が必要です。
 発足当初は会員の自宅や公民館などをその都度借りて会議を開催していましたが平成15年から会員の所有する店舗の一角をお借りして事務所を構えました。光熱費程度の謝金を払ってお借りしていました。10名程度の会議が出来るスペースがあるので理事事務局合同会議や各種チームの会議は事務所で開催されていました。
 平成22年長野市の観光キャンペーン2010松代イヤー実行委員会によって松代の中心市街地の空き店舗に松代まち歩きセンターが開設され、NPO夢空間が管理運営にたずさわることになったための事務所もセンター内に移転して現在に至っております。

 以上会の組織運営の仕組みをご紹介いたしました。